年別EA気象データ・標準年EA気象データ・操作プログラム

標準年拡張アメダス気象データ(標準年EA気象データ)

「標準年EA気象データ」とは、10年程度の観測データから、月別に代表的な年を選択し、それらを接合して作成した仮想の1年間のデータです。研究と実務の広い分野においては、ある期間を代表する1年間の気象データが必要とされています。現在、1981~1995年の15年間のデータから選択された「標準年EA気象データ(1981~1995)」、1991~2000年の10年間のデータから選択された「標準年EA気象データ(1991~2000)」、2001~2010年の10年間のデータから選択された「標準年EA気象データ(2001~2010)」、2011~2020年の10年間のデータから選択された「標準年EA気象データ(2011~2020)」を提供しており、それぞれ「標準年EA気象データ1995年版」、「標準年EA気象データ2000年版」、「標準年EA気象データ2010年版」、「標準年EA気象データ2020年版」と呼んでいます。これらの標準年は過去の気象データから作成された標準年ですが、建築や建築設備等による将来のエネルギー消費を予測するための将来標準年も作成されています。この将来標準年の名称は、「2086年版将来標準年EA気象データ」であり、2077~2099年を代表しています。これらの標準年には、年別EA気象データと同様に、全EA地点が収録されています。フォーマットが年別EA気象データと同一であることから、年別EA気象データと同様に、「EA DataNavi」「EAグラフィックツール」を用いて様々な計算処理を行うことができます。図は、東京の2010年の標準年と標準年を選択した10年間の気温の累積分布関数の比較図で、標準年EA気象データが選択期間を代表する1年間であることを示す一例です。


年別拡張アメダス気象データ(年別EA気象データ)

年別EA気象データは年別にファイルが構成されており、全地点のデータが格納されています。EA気象データには842地点(1981~2000年)、836地点(2001~20007年)、831地点(2008~2010年)、841地点(2011~2020年)が収録されていますが、これらの地点が、年別にひとつのファイルに収められていることから、年別EA気象データと呼んでいます。年別EA気象データは、標準年EA気象データが仮想の1年間のデータであるのに対して実在の気象データであることから、標準年EA気象データと対比させ、実在年EA気象データとも呼んでいます。
年別EA気象データを収録しているファイルはランダムファイルであって、地点別に10気象要素(現地気圧、気温、相対湿度、絶対湿度、全天日射量、大気放射量、風向、風速、降水量、日照時間)の年間時刻別のデータを収録しています。年別EA気象データを読み込むには専用のプログラム「EA DataNavi」が必要ですが、フォーマットを公開していますので、ユーザーが自前で読み込みプログラムを作成することも可能です。
EA気象データは、一般社団法人建築環境・省エネルギー機構(IBEC)がリリースしている建築物総合エネルギーシミュレーションツールBEST(The BEST Program)で使用することができます。BESTの各バージョンに対応する利用可能なEA気象データはIBECのホームページでご確認ください。また、専用プログラム「EA DataNavi」によって、EA気象データをHASP形式とSMASH形式の入力データに変換することができます。EA気象データをEnergyPlus用に変換した気象データは別途公開していますので、本ホームページのEA/EPWをご覧ください。

プログラム「EA DataNavi」、「EAグラフィックツール」には以下のような様々な計算機能が付加されています。

プログラム「EA DataNavi 8」の機能について

  • EA年別データ及び標準年データを読み込み読み込んだデータと計算結果をデータビューアやグラフに表示します。
  • 全天日射量を水平面天空日射量と法線面直達日射量に分離(直散分離)します。
  • 斜面日射量とその内訳(直達・準直達・一様天空・地平天空・地物反射等の各成分)を計算します。
  • グローバル照度、全天空照度、直達照度、天頂輝度を計算します。
  • 斜面照度とその内訳(直達・準直達・一様天空・地平天空・地物反射等の各成分)を計算します。
  • 露点温度、夜間放射量を計算したり、風速の高さ補正を行ったりします。
  • 地中温度を計算します。
  • 全天、直達、天空、及び斜面の、光合成有効放射 (PAR)を計算します。
  • 全天、直達、天空、及び斜面の、A領域紫外線(UV-A)、B領域紫外線(UV-B)を計算します。
  • データビューアの任意の範囲を選択してクリップボードにコピーし表計算ソフトなどに貼り付けます。
  • HASP形式及びSMASH形式の入力データを出力します。

EA DataNavi 8 試用版 無償ダウンロード

EA DataNavi 8の機能を体験していただくため試用版を公開しました。使用許諾事項に合意の上で無料でダウンロードして使っていただけます。

EA DataNavi8「試用版」の使用許諾事項
  • 試用版のプログラムをユーザーが書き換えることは著作権の侵害となります。ユーザーが勝手に書き換えることはできません。
  • 試用版は、ユーザーの皆様にEA DataNavi8を使っていただき、その機能をご理解いただくのが目的です。したがって、試用版による計算結果や計算結果を編集した2次データ類を、論述、論文、報告書等に用いることはできません。そのような場合は、別途、EA気象データやプログラムをご購入いただくか、ライセンス契約を結んでいただくことになります。
  • 試用版による計算結果や計算結果を編集して得た2次データ類を、第3者(試用版をお使いになるユーザー以外の者)に提供することはできません。
  • 試用版の使用によってユーザーが何らかの損害を受けたとしても、著作者及び使用許諾権者は、一切の責任を負いません。
EA DataNavi8「試用版」の機能制限
  • 試用版専用の気象データ(実在年1981年)のみ利用可能です。製品版の気象データを利用することはできません。
  • 使用期間に制限はありません。

プログラム「EAグラフィックツールV02」の機能について


年別 及び 標準年 拡張アメダス気象データ ご購入案内

年別 及び 標準年 拡張アメダス気象データには、以下に示す「パッケージ版」と「ライセンス契約」の2種類のご利用方法があります。お客様のご利用形態に応じてお選びください。

上の説明図はパッケージ版とライセンス契約の違いを説明しています。お客様が開発されたソフトウェアに拡張アメダス気象データを同梱して公開する場合にも、ライセンス契約が必要になります。この成果物公開のライセンス契約については、別途 項を設けて説明していますので、該当すると思われる場合は、そちらをご覧ください。この入手方法に記載した購入方法、契約方法、価格、料金等は、不定期に変更になることがあります。

パッケージ版

拡張アメダス気象データの製品使用許諾契約は、「1名のユーザーが1台のコンピューターで使用すること」と定めています。1つのライセンスを複数人で使用することはできません。パッケージ版を複数人で使用する場合は、使用者の人数分の数量を購入する必要があります。使用者の情報は購入時の注文フォームに入力していただきます。購入後に使用者が変更になった場合には、その旨を遅延なくお知らせください。使用者以外の使用が確認された場合は、違約金のご請求などのしかるべき措置をとらせていただく場合がございますのでご注意ください。

拡張アメダス気象データ(EA気象データ)パッケージ版 購入案内

こちらから拡張アメダス気象データ「パッケージ版」の注文フォームに進むことができます。ただしユーザーは、以下に示す使用許諾契約の内容に同意する必要があります。

使用許諾契約 拡張アメダス気象データの使用にあたって


※現在、新データの準備中のため、ご注文いただくことができません。
2022年5月中に新データを発売開始しますので少々お待ちください。

ライセンス契約

ライセンス契約とは、法人やそれに準じる組織に属するユーザーグループの代表者とMetDSとが結ぶ契約です。ライセンス契約を結ぶことにより、同一法人・同一組織内の複数のユーザーが拡張アメダス気象データを使用することができます。料金は「ユーザー数」・「契約期間」・「フルライセンスか、部分ライセンスか」により異なります。フルライセンスの場合の料金表は以下となります。なお、ライセンス契約期間中の解約はできません。

ユーザー数 (注1、注2) 1年間の契約料金(消費税別・送料込)(注3)
2086年版将来標準年を 含めない場合 2086年版将来標準年を 含める場合
~10 180,000 230,000
11~20 260,000 330,000
21~30 330,000 420,000
31~50 420,000 540,000
51~100 600,000 780,000
101~300 700,000 910,000
301~500 840,000 1,090,000
501~1000 1,080,000 1,400,000
(注1)ユーザーとは、お客様(ライセンシー)に所属する社員等をいいます。
(注2)ユーザー数には、お客様が契約により使用を許諾されたEA気象データやプログラムを使用するユーザーだけでなく、お客様が開発したプログラムやツール類、またはお客様がEA気象データを編集して得た2次的データを使用するユーザーも含まれます。
(注3)この料金表は新規に契約されるお客様に適用されます。既に契約を結ばれているお客様のライセンス料金は変わりませんが、2086年版将来標準年を追加される場合は、現在のライセンス契約料が30%アップとなります。

フルライセンス契約(以下1~4を提供)

  1. 1981年以降の開発済みの実在年EA気象データ(2022年4月の時点で1981年~2020年)
  2. 「1.」に基づく全標準年EA気象データ(ただし、2086年版将来標準年EA気象データを加える場合は割増となります。)
  3. EA DataNavi+EAグラフィックツール
  4. 30年間EA気象データより作成された全地点のHASPEE設計用気象データ
フルライセンス契約の特典
  • 新規開発の年別データ、標準年データを無償で追加します。
  • ネットワーク上(または個々のPC)にEA気象データ(またはEA気象データを編集したデータ)を置き、EA気象データ付属の操作プログラムやお客様が自前で開発したプログラム類で、それらのデータを使用することができます。

部分ライセンス契約

部分ライセンス契約とはEA気象データの一部についてライセンス契約を結ぶ場合をいいます。部分ライセンス契約の契約料金は、下の表に示す係数をフルライセンス契約の価格に乗じて、消費税を加算し、100円未満を切り捨てた金額とします。ただし、2086年版将来標準年EA気象データを加える場合は、30%UPとなります。

部分ライセンス契約料金計算例
データは標準年2010年版(一つの標準年)、プログラムはEADataNaviのみの場合、係数は0.65となる。ユーザー数が10、1年契約の場合、180,000円(フルライセンスの場合の金額)に、0.65(係数)を乗じ、部分ライセンス契約料金は、117,000円+消費税となります。将来標準年を加えた場合は、152,100円+消費税となります。
部分ライセンス契約の特典
  • 契約対象のEA気象データやプログラムが更新された場合はお客様の要望に応じて無償で差し替えます。
  • ネットワーク上(または個々のPC)にEA気象データ(またはEA気象データを編集したデータ)を置き、EA気象データ付属の操作プログラムやお客様が自前で開発したプログラム類で、それらのデータを使用することができます。

成果物公開のライセンス契約について

  • 成果物公開のライセンス契約とは、お客様が開発したプログラムにEA気象データ、またはその一部またはEA気象データを編集したデータを組み込み、ユーザーに公開するような場合の契約をいいます。成果物公開のライセンス契約の契約料金は個々の契約によって異なります。契約書の標準様式をご参照の上、MetDSまでお問い合わせください。
  • 上記において『EA気象データを編集したデータ』には、EA/EPWやHASPEE設計用気象データも含まれます。
  • 契約書の標準書式のように、この契約を結んだ場合は、原則として、お客様名とプログラム名をMetDSのホームページに掲載させていただきます。
  • プログラムにEA気象データの一部やEA気象データを編集したデータ等が組みこまれておらず、EA気象データを読み込むプログラムを公開する場合には、この契約は不要です。ただし、プログラムの使用説明書等に、『プログラムのユーザーは、それぞれがEA気象データを購入しているか、またはEA気象データの使用に関するライセンス契約を結んでいなければならない』旨を記載してください。また、もし開発者のご要望があれば、MetDSのホームページに開発者名とプログラム名を掲載いたします。

ライセンス契約のお申込み方法

ライセンス契約のお問い合わせや申し込みは、MetDSまでお問い合わせください。契約書の標準書式を準備しております。以下よりダウンロードしてご参照ください。
「フルライセンス契約」契約書の標準書式
「成果物公開のライセンス契約」契約書の標準書式