よくある質問
- 新しいEA気象データ(2022年公開)は、以前のデータとどんな違いがありますか?
- 以前のEA気象データ(WEA形式)は、8つの気象要素を収録していましたが、新しいEA気象データ(WEA2形式)には「現地気圧」と「相対湿度」が加わり、気象要素は10となりました。新しい年のデータを10気象要素で公開するだけでなく、1981年に遡り、これまで公開してきたすべての実在年、標準年EA気象データを10気象要素のWEA2形式で再構成し公開を開始しました。下記のEA気象データが、10気象要素として整備され、公開されています。
- 1981~2020年までの実在年EA気象データ
- 1995年版標準年EA気象データ
- 2000年版標準年EA気象データ
- 2010年版標準年EA気象データ
- 2020年版標準年EA気象データ
- 2086年版将来標準年EA気象データ
- 新しいEA/EPW(2022年公開)は、以前のデータとどんな違いがありますか?
- 2017年から販売してきた2010年版標準年、2000年版標準年、1995年版標準年のEA/EPWデータをV01と呼んでおり、2022年6月にリリースされるデータをV02と呼んでおります。V01とV02の主な違いは、V01は現地気圧を海面標準気圧(1013.25hPa)をEA地点の標高を考慮し補正した気圧(年間通じて一定)としているのに対し、V02は観測値もしくは推定値を使用しており、時々刻々と変化する値が用いられている点です。2010年までのEA気象データには現地気圧が含まれていませんでしたが、WEA2形式には現地気圧が含まれており、EA/EPWのV02データには現地気圧を反映させています。シミュレーション結果に微妙な違いが表れると思いますが、V02のデータのほうがより精緻です。今後、弊社ではV02のみを公開して参ります。
- 拡張アメダス気象データはBESTで使用できますか?
- はい、旧版のEA気象データ(WEAフォーマット)であれば使用できます。一般財団法人住宅・建築SDGs推進センター(IBECs)が提供しているBESTプログラムは、拡張アメダス気象データを読み込むことができます。ただし、BESTには、専門版や簡易版などいくつかのプログラムの種別があり、種別ごとに利用可能な拡張アメダス気象データは異なります。ご利用のBESTのプログラム種別において、どの拡張アメダス気象データが利用可能かは、IBECs様のホームページにてご確認ください。以下はその情報が掲載されているホームページのURLです。
The BEST PROGRAMのユーザー登録案内ページ
「BESTユーザー登録のご案内 (令和4年5月改定)」のリンクからダウンロードできるPDFファイル内に、BESTの各バージョンに対応しているEA気象データの表が掲載されています。なお、IBECs様のBESTプログラムでは、現時点(2022年6月)において、WEA2フォーマットの気象データを読み込むことができません。現時点のBESTプログラムで読み込むことのできるEA気象データフォーマット(旧版WEAフォーマット)のデータを必要とされる場合は販売可能ですのでお問い合わせください。 - 拡張アメダス気象データの納期はいつごろになりますか?
- 拡張アメダス気象データをご注文いただいてからご納品までの流れは以下の通りです。
- お客様より、ご注文のご連絡
- 拡張アメダス気象データ注文フォームより、ご注文内容をご送信いただく
- 注文フォームを利用できない環境の場合は、メールによるご注文も可能
- 弊社より、御見積書と御請求書を送付
- 遅くとも、ご注文日を含めた三営業日までに発送する
- 請求書の中に振込先口座が記載されている
- お振込みを確認次第、商品発送
- 遅くとも、お振込み日(着金日)を含め、三営業日までに商品発送
- 商品に領収書と納品書を同梱する
原則的に上述の流れとなりますが、支払い前の検品が求められる大学等の場合は、拡張アメダス気象データ注文フォームの備考欄にその旨ご記入ください。納品先住所が大学機関など公的機関である場合は、商品を先送りさせていただき、ご検品後のお振込みによるお取引が可能です。また、お急ぎの場合はご遠慮なくご相談ください。 - お客様より、ご注文のご連絡
- 拡張アメダス気象データの試用版のプログラムとデータはどのようなものですか?
- 試用版の拡張アメダス気象データは、1981年の実在年データとなります。プログラムは、現在販売中の「EA DataNavi 8」と同等の機能を持ちます。使用していただく期限はありませんが、以下の制限があります。「試用版 EA DataNavi 8」で読み込めるのは、試用版専用の拡張アメダス気象データ(1981年、実在年データ)だけです。「試用版 EA DataNavi 8」で、製品版の拡張アメダス気象データDVDを読み込むことはできません。また、試用版の拡張アメダス気象データ(1981年、実在年データ)を、製品版の「EA DataNavi 8」で読み込むことはできません。このように、試用版のEA気象データと試用版のプログラムは、それぞれ試用版専用として開発されており、製品版と組み合わせて使用することができません。試用版によりEA気象データをご体験ください。
- パッケージ版の拡張アメダス気象データを複数人で使用できますか?
- できません。拡張アメダス気象データ使用許諾契約は、「1名のユーザーが1台のパソコンで使用すること」としています。複数人で使用する場合には、人数分のパッケージを購入する必要があります。複数人で使用したい方のために、別途ライセンス契約が準備されています。ライセンス契約とは、法人やそれに準じる組織に属するユーザグループの代表者とMetDSとが結ぶ契約です。ライセンス契約を結ぶことにより、同一法人・同一組織内の複数のユーザーが拡張アメダス気象データを使用することができます。